大分県の特色

大分県の基本情報

面積

6,340.63k㎡

2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より

人口

1,085,000人

2025年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」

人口密度

171.12人/k㎡

小数第三位以下四捨五入

大分県の紹介・特徴

大分県は、温泉の源泉数(5,086孔)と湧出量(291千kl/分)がともに日本一で、別府温泉や由布院温泉には外国人観光客も多く訪れます。地熱発電も盛んで、栽培、養殖などの産業をはじめ、食文化や美容、医療に至るまで、温泉の恵みが幅広く活かされています。こうした特徴から、県では「日本一のおんせん県おおいた」としてPRを行っています。

産業面では、鉄鋼、石油、化学、半導体、電気、自動車、精密機器など幅広い分野の集積がみられます。製造品出荷額等は福岡県に次いで九州2位で、県北部(中津市、宇佐市、豊後高田市)を中心とした自動車産業では、2003年以降多くの企業が進出し、現在は100社を超えています。また、半導体製造メーカー(後工程)の集積地にもなっています。

農業も盛んで、乾しいたけやかぼすの生産量は日本一です。またオリジナルいちご「ベリーツ」、「おおいた和牛」、乾しいたけ「うまみだけ」、「かぼすブリ」など、機能性やストーリー性を持つ商品づくりにも取り組んでいます。

物価は全国平均を下回っており、1人あたりの県民所得は九州で1位です。通勤時間も比較的短く、生活と仕事のバランスを取りやすい地域といえます。

※参照:大分県HP

大分県の
産業・仕事について

産業構造

産業大分類 企業数(社) 割合
卸売業、小売業 7,762 21.3%
宿泊業、飲食サービス業 4,777 13.1%
建設業 4,404 12.1%
生活関連サービス業、娯楽業 3,742 10.2%
サービス業(他に分類されないもの) 3,297 9.0%
医療、福祉 2,971 8.1%
不動産業、物品賃貸業 2,536 6.9%
製造業 2,222 6.1%
学術研究、専門・技術サービス業 1,719 4.7%
教育、学習支援業 890 2.4%
農業、林業 715 2.0%
運輸業、郵便業 575 1.6%
金融業、保険業 292 0.8%
情報通信業 252 0.7%
電気・ガス・熱供給・水道業 129 0.4%
漁業 103 0.3%
複合サービス事業 102 0.3%
鉱業、採石業、砂利採取業 20 0.1%
合計 36,508 100.0%

(総務省統計局「経済センサス」より)

産業の特徴

大分県の県内総生産(令和5年度)は5兆887億円で、内訳は第一次産業1.7%、第二次産業35.7%、第三次産業62.4%となっています。

【第一次産業】
農産物では生産量日本一の乾しいたけやカボス、また水産物では「関あじ」「関さば」「城下かれい」「臼杵のふぐ」などのブランド魚が知られています。リアス式海岸を有する県南部では養殖も盛んで、ブリ類、ヒラメなどは全国でも上位の生産量となっています。

【第二次産業】
鉄鋼、石油、化学、半導体、電気、自動車、精密機器など幅広い分野の産業集積がみられ、製造品出荷額等は福岡県に次いで九州2位です。県北部(中津市、宇佐市、豊後高田市)を中心とした自動車産業では、2003年以降多くの企業が進出し、現在は100社を超えています。
また、地域的エネルギー(再生可能エネルギーによる電力の地産地消システム)の自給率は54.0%で、全国2位(2023年度)となっています。八丁原発電所をはじめ3か所の商用地熱発電所が立地するなど、地熱利用も進んでいます。

【第三次産業】
別府・由布院を中心とした観光産業(宿泊業・飲食サービス業)は、大分県の第三次産業を語るうえで存在感の大きい分野です。医療・福祉、不動産業なども上位を占めています。

※参照:大分県「令和5年度県民経済計算(確報)」、農林水産省「海面漁業生産統計調査 / 確報 令和6年漁業・養殖業生産統計」、千葉大学倉阪研究室+NPO法人環境エネルギー政策研究所『永続地帯2024年度版報告書』

有効求人倍率・平均年収

有効求人倍率
(2026年2月/厚生労働省
「一般職業紹介状況」より)
1.14倍
平均年収(男女計)
(2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額)
32歳/446.0万円
37歳/449.0万円
42歳/485.6万円
47歳/511.2万円

上場企業一覧(証券コード順)

社名 本社所在地 業種 市場

株式会社TMH

大分県大分市

卸売業

グロース

株式会社グランディーズ

大分県大分市

不動産業

グロース

株式会社cotta

大分県津久見市

卸売業

グロース

FIG株式会社

大分県大分市

情報・通信業

プライム

株式会社アメイズ

大分県大分市

サービス業

福証本則

ジェイリース株式会社

大分県大分市

その他金融業

プライム

株式会社大分銀行

大分県大分市

銀行業

プライム

株式会社豊和銀行

大分県大分市

銀行業

福証本則

株式会社ジョイフル

大分県大分市

小売業

福証本則

株式会社TMH

大分県大分市

卸売業

グロース

※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。

転職市況サマリー

大分県では「モノづくり」に関わる求人が多くみられます。新産業都市の指定を機に、県北部ではダイハツ九州を中心に自動車関連メーカーが集積してきました。また大分市内には、日本製鉄、レゾナック、ENEOS、住友化学、旭化成メディカル、ジャパンセミコンダクター、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、パンパシフィック・カッパー、JX金属、大分キヤノンマテリアル、三井E&Sなど、鉄鋼、石油化学、金属、半導体など幅広い分野の企業が進出しています。

こうした大手メーカーの工場や地場協力会社では、機械・電気関連エンジニア、設備保全、製造加工などの求人が多くみられます。比較的給与水準が高い求人もあり、メーカーでは技術職に限らず幅広いポジションで採用が行われています。

2025年にリージョナルキャリア大分がお預かりした求人を見ると、業種別ではメーカーが40.9%、ITが15.2%、建設不動産が13.1%でした。職種では、機械・電気・電子エンジニア29%、ITエンジニア18.1%、事務・バックオフィス系18.1%、営業16.7%となりました。

また、転職希望者(登録者)においては、県外在住者が64%(前年55%)、年齢層では30~49歳が70%で最多となっており、U・Iターンを視野に入れたミドル層の動きが強まっています。

大分県の暮らしについて

家賃相場(月平均/円)

20~39㎡ 37,801
40~59㎡ 46,831
60~79㎡ 47,257
80~99㎡ 48,441

(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)

地価(坪単価平均/円)

1 大分市 315,912
2 由布市 229,287
3 別府市 187,189
4 日田市 143,567
5 佐伯市 130,373

(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)

ライフスタイル

大分の持ち家比率は63.5%(平成30年度住宅・土地統計調査)で、全国平均を上回っています。近年は大分駅周辺の再開発が進み、タワーマンションも登場しています。百貨店やスーパー、官公庁、病院などが集積する中心部での暮らしへの関心も高まっており、大分市中心部のマンション相場は上昇傾向にあります。

大分県は移住先としても注目されています。海の幸、山の幸が豊富で、比較的手に取りやすい価格で楽しめることに加え、佐賀関や蒲江、くじゅう連山など、自然に親しみながら暮らせる環境があります。

特に県内各地に点在する温泉は、県民にも親しまれているレジャーのひとつで、日頃から気軽に足を運ぶことができます。

※参照:大分県『おおいた暮らしの第一歩』、総務省統計局「社会生活統計指標」

通勤方法・時間

大分県の世帯当たりの自動車保有台数は1.28台です。移動は自家用車が中心で、地域によっては電車やバスだけでは移動しにくい面もあります。通勤に関しても自家用車(自動二輪車を含む)を利用するケースが多く、企業でもマイカー通勤可(駐車場代無料)としているところが少なくありません。

通勤時間は20~30分程度が一般的ですが、8時~17時を就業時間とする企業が多く、通勤時間帯は渋滞が発生しやすいため、さらに10~20分程度かかることもあります。

なお、区画整理が進み、道路事情も整えられてきたことから、車で移動しやすい環境です。

※参照:自動車検査登録情報協会「自家用乗用車の世帯当たり普及台数」

自治体による暮らしの支援

移住希望者向け月刊誌『田舎暮らしの本(宝島社)』に掲載された「2025年版(第13回)住みたい田舎ベストランキング」では、1万人以上3万人未満の部で豊後高田市が1位(5年連続全部門1位)、5万人以上10万人未満の部で宇佐市が1位にランクインしました。

移住希望者会員制度「おおいた暮らし倶楽部」では、さまざまな特典が用意されています。例えば「お試し移住」として、移住を検討している方を対象に、短期滞在プログラムを実施しています。市町村が指定する宿泊施設を利用した場合は、滞在費用の一部が補助されます。

また、「スキルアップ移住推進事業」として、移住希望者向けのITスクールも開講しています(IT技術スクール受講費用無料/一部実費負担あり)。

さらに、大分県外から移住し、条件を満たした場合には、2人以上の世帯で100万円、単身で60万円の「移住支援金」が支給されます。支給対象や支給額は条件によって異なるため、最新の情報や詳細は、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。

※参照:大分県HP、宝島社「田舎暮らしの本」

大分県の子育て・教育について

幼稚園・保育所数

国公立 私立
幼稚園 65 51
幼保連携型認定こども園 8 124

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

国公立 私立
保育所 40 177
保育所型認定こども園 7 41

(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)

子育てのしやすさ

大分県では、保育士の確保や認定こども園の新設などが進められており、2025年4月時点で待機児童ゼロを達成した17県のうちの1県となっています。全国的にみても、待機児童が比較的少ない地域です。子どもを預けられる施設には、次のようなものがあります。

【保育所】
保護者の就労、病気療養、家族の介護や出産などの理由で家庭での保育が難しい場合に、保護者に代わって子どもを預かる施設です。

【認定こども園】
教育と保育を一体的に行う施設で、保育所と幼稚園の機能を併せ持っています。保育部門を利用していた家庭でも、利用形態を教育部門(幼稚園)に切り替えることで、同じ施設を継続して利用できる場合があります。

【地域型保育事業所】
地域の多様な保育ニーズに対応するための事業所で、待機児童解消も目的のひとつです。保育所(原則20人以上)より少人数の単位で、0歳から2歳の乳幼児を保育しています。

【幼稚園】
満3歳から小学校就学前までの幼児を対象とした教育施設です。年齢に応じた環境の中で、子どもの発達を支える役割を担っています。

※参照:大分県HP、厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ」(令和7年9月公表)

学校数

国公立 私立
小学校 251 1
中学校 118 4
高校(通信教育を含む) 40 14
大学 2 3

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

教育環境

小学校で受験を経て入学する学校は、大分大学教育学部附属小学校と明星小学校の2校で、多くは公立小学校に進学します。

中学校では、大分大学教育学部附属中学校や大分県立豊府中学校といった公立校に加え、私立では県内の進学校として知られる岩田中学校、向陽中学校、大分中学校などがあります。

高校受験では、公立高校を志望するケースが多くみられます。上位校としては、伝統校の県立大分上野丘高校と県立大分舞鶴高校が挙げられます。

一方で、難関大学を目指す層を中心に、私立高校の特々進クラスを選ぶ動きもあります。少子化の影響もあり、大分市内の進学校以外では定員を満たさない学校もみられます。卒業後は、大学進学希望者の8割が県外へ進学します。

県内にある大学は10校(うち短期大学5校)で、国立の大分大学が中心的な存在です。文系・理系に加えて医学部を備える総合大学となっています。

また、立命館アジア太平洋大学(APU)は、2000年に開学した大学で、多文化教育環境でも知られています。学生の半数は世界約90ヵ国・地域からの留学生で、国内にいながら多様な言語、文化、価値観のなかで学ぶことができます。

自治体による子育て・教育の支援

大分県では、子育て世帯に向けた支援制度が各自治体で設けられています。一例として、次のような制度があります。

・子どもの医療費助成
県内の全市町村で実施しており、未就学児は通院・入院医療費が全額無料、小中学生は入院医療費が無料となっています。通院医療費についても、一部の市町村で助成制度が利用できます。

・おおいた子育て応援パスポート事業
18歳未満の子どもや妊娠中の方がいる家庭を対象とした制度です。利用登録後、子育て応援店でパスポートを提示すると、さまざまな特典を受けることができます。

・おおいた子育てほっとクーポン
地域の子育て支援サービスを知り、気軽に利用してもらうことを目的に、子育て支援サービスに使えるクーポンを提供しています(クーポン金額:第1子出生時1万円~第5子出生時5万円)。絵本の購入や任意の予防接種などに使うことができます。

子育てに関する情報は、公式ウェブマガジン「おおいた移住手帖」でも確認できます。

※参照:大分県『子育てのタネ』

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